Lesson13 “Obama’s Speech in Hiroshima”

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第二次世界大戦の終結以来、広島と長崎は多くの世界の首脳を都市に招待しています。

彼らは主導者に原子爆弾が引き起こした破壊を見せたいと思っています。

アメリカのいくつかの政治指導者が都市を訪問しました。

しかし、在職中にアメリカ大統領がそこへ訪問したことはありません。

その状況は当時のアメリカ大統領バラクオバマが広島を訪れたときから変わりました。

彼は2016年5月27日に広島平和記念公園で演説を行いました。

原子爆弾が投下されてから71年後のことです。

destruction (名)破壊
atomic (形)原子の
memorial (名)記念物,記念品

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演説の要点は、核兵器を廃絶する必要があると言うことでした。

世界は多くの科学的進歩の恩恵を受けています。

しかし、これらの進歩のいくつかは、世界を破壊するほど強力な核兵器の作成に繋がりました。

私たちは、私たちが創造する技術に対して責任を負わなければなりません。

したがって、科学革命はモラル革命を伴わなければなりません。

abolish (動)~を廃止する
nuclear (形)原子力の,核エネルギーの
weapon (名)武器,兵器
accompany (動)~と一緒に行く,同行する
moral (形)道徳の,倫理上の

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さらに、オバマ大統領は実際に核兵器を廃絶する見通しについて話しました。

彼は、「核備蓄を保有している私のような国の中で、恐怖の倫理から逃れ、核のない世界を追求する勇気が必要です。私は人生の中でこの目標を実現できないかも知れません。しかし、いつまでも続く努力は大惨事の可能性を巻き戻す可能性があります。」と言いました。

したがって、彼は国家が核兵器を捨てることを恐れてはならないと考えています。

そして、彼は状況の深刻さを認識しながら、平和な世界を実現できると信じています。

オバマは「私たちは過去の過ちを遺伝子コードによって繰り返さなければならないというわけではありません。私たちは学ぶことができます。私たちは選ぶことができます。」と続けました。

これは、私たちが過去から学び、よりよい未来を選ぶことができること、そして私たちが始める前に戦争を避ける能力があることを意味しています。

prospect (名)可能性
nation (名)国,国家
stockpile (名)備蓄,核兵器保有量
logic (名)論理
lifetime (名)一生,生涯
persistent (形)しつこい,粘り強い
roll (動)~を巻く,転がす
catastrophe (名)大災害,大惨事
rid (動)~を取り除く
seriousness (名)まじめ,真剣
bound (動)bindの過去形,縛る

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しかし、想像できるように、核兵器の廃止を言うことは行うことよりも簡単なことです。

オバマは核兵器を取り除く方法について具体的な提案をしませんでした。

これは明確な計画を立てることが極めて難しい仕事であることを示しています。

この点に関して、オバマは将来の世代が協力して解決策を見つけることを重要であると思っています。

スピーチの最後に彼は、「広島と長崎の未来は原子戦争の夜明けとして知られるのではなく、私たち自身のモラルの気づきの始まりとして知られる未来」への希望を表明しました。

dawn (名)夜明け
warfare (名)戦争
awakening (名)目覚め,開始

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もちろん、一人の行動がすぐに状況を変えることはないかも知れないが、オバマの広島訪問と彼の演説は歴史的意義があると言える。

他のアメリカの役人が広島を訪問しましたが、オバマは在任中にこの町を訪問した最初のアメリカ大統領でした。

さらに、彼は核兵器廃絶の重要性を改めて表明し、2009年のプラハでの演説でも宣言しました。

significance (名)重要性
furthermore (副)さらに,遠くに
declare (動)~を宣言する
Prague (名)プラハ

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広島を訪れた日に、オバマは彼自身が折った四つの折り鶴を持ってきました。

彼は式典に出席した学生にそれらの2つを渡し、他の2つを広島平和記念資料館に渡しました。

また、彼は博物館の署名本に次のメッセージを残しました。

私たちは戦争の苦しみを知っています。

平和を広め、核兵器のない世界を追求する勇気を一緒に見つけましょう。

signature (名)署名,サイン
agony (名)激痛,苦しみ

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現代社会の究極の目標の1つは、核兵器や戦争のない世界を確立することです。

目標を達するには、非常に多くの試練を乗り越えなければなりません。

オバマの広島訪問と彼のスピーチは、最終目標への第一歩として覚えておくべきです。

ultimate (形)究極の
ordeal (名)辛い体験