Lesson4 “Messages from Winnie-the-Pooh”

1

今日は、私の大好きな本の一つ、「くまのプーさん」を紹介したいと思います。

この本は、私が子供の頃から何度も読んできた本です。

1926年にイギリスの作家、A.A.ミルンによって書かれた本です。

くまのプーさんとその仲間たちの物語です。

プーさんは、クリストファー・ロビン、ピグレット、イーヨー、そして他の動物たちと一緒に森で日々を過ごします。

どのキャラクターも個性的です。

作者はどのようにしてこれらのキャラクターを作り出したのでしょうか?

ミルンには、クリストファー・ロビンという息子がいました。

クリストファー・ロビンはたくさんのぬいぐるみと遊びました。

彼とぬいぐるみが、絵本の中のキャラクターのモデルになったのです。

この絵本は、約100年間、世界中で親しまれています。

author (名)著者,作家,著述家
character (名)性格,性質,気質
create (動)〈新しいものを〉創造する
stuffed (形) 何かで満たされる
model (名)模型,モデル,ひな形

2

最近、『ウィニー・ザ・プーク』を読み返してみました。

すると、この本の中にいくつかの新しいメッセージを発見しました。

その一例をご紹介しましょう。

プーさんとピグレットは、雪の中に足跡を見つけ、それをたどって木の周りに行きます。

プーさんとピグレットは、「これは誰の足跡だろう?」と不思議に思います。

彼らは木の周りを歩いていたのです。

しばらくすると、その足跡が自分たちの足跡であることに気がつきます。

プーは自分に失望し、近くにいたクリストファーに「僕は愚かで、僕はとっても頭のわるいクマなんだ」と言いました。

クリストファーは、「君は世界で一番いいクマだよ 」と答えます。

クリストファーはおそらく、「心配しないで。僕はありのままの君が好きなんだ。」という意味で言ったのでしょう。

この本の登場人物は、みんなお互いを尊重し、他人をありのままに受け入れています。

footstep (名)歩み,足どり; 歩幅
disappointed (形)失望した
nearby (形)近くの
foolish (形)愚かな,ばかな
brain (名) 脳,脳髄
respond (動)(口頭で)返答する,応答する
probably (副)たぶん,おそらく,十中八九は
accept (動)〈贈り物などを〉(進んで)受け入れる,受納する

3

「プー横丁にたった家」も読みました。

この本も心温まるメッセージがあります。

特に最終回が感動的です。

クリストファーがプーさんに、学校に行くからしばらくプーさんに会えないと告げます。

クリストファーは「プーさん、僕のことを絶対に忘れないと約束してください。僕が100歳になってもね」と言います。

プーさんは、「その時、僕は何歳になっているんだろう?」と尋ねました。

クリストファーは「99歳」と答えます。

するとプーさんは、「約束するよ」と言いました。

このやりとりから、本当の友情は長く続くということがわかります。

このようなメッセージは、改めて本を読むまで気づきませんでした。

この2冊は、私たち高校生にとって、とても大切なメッセージだと思います。

heartwarming (形)心温まる,うれしい
episode (名)(連続物の放送番組・小説などの)一編,一回分(の話)
moving (形)感動させる,哀れな
promise (名)約束,契約; 保証
interaction (名)相互作用,相互の影響
notice (動)〈…に〉気がつく,〈…を〉認める; 〈…に〉注目する
meaningful (形)意義のある,有意義な