Lesson1 “Emperor Penguins”

Part1

(1)

コウテイペンギンについて何か知っていますか?

彼らは地球上で最も大きいペンギンです。

高さは130cm(センチメートル)まで成長できるものもいます。

彼らは500メートルの深さまで潜ることができ、水中に最大18分間いることができます!

実際、彼らの大きさと能力が彼らを“皇帝”と呼ぶのには十分だと思いませんか?

(2)

コウテイペンギンは南極に生息しています。

彼らは極寒や吹雪などの命を脅かす中で生活しなければなりません。

冬の気温はマイナス60度にまで下がります。

そのような厳しい状況で生き残るために、彼らは独特で魅力的な行動を開発し、それは私たちにとってとてもためになります。

emperor(名)皇帝
penguin(名)ペンギン
centimeter(名)センチメートル
ability(名)能力
dive(動)飛び込む
life-threatening(形)命に関わるような
extreme(形)極度の,非常な
blizzard(名)猛吹雪,暴風雪
minus(前)~を引いた
survive(動)生き残る
fascinating(形)魅了する
instructive(形)ためになる,有益な

Part2

(1)

集団でのふるまいのようなコウテイペンギン

テレビでグループになって移動している彼らをしばしば見かけます。

実際、この行動は彼らが生き残るためには重要です。

例えば、彼は協力して働くことで、食べ物をうまく捕まえることができます。

(2)

また彼らは南極の凍えるような寒さを生き残るために集団的に行動します。

気温がマイナス10度よりも低い時、彼らは“寄り添い”をします。

全てのペンギンがお互いに近づき始め、一緒に群がります。

押しくらまんじゅうのように彼らは暖まります。

寄り添いの外側から内側に移動し、交代で暖まります。

この行動はコウテイペンギン特有です。

collective(形)集団の,団体の
instance(名)例,実例
cooperation(名)協力,協同
behave(動)ふるまう
collectively(副)集合的に,まとめて
freezing(形)凍るような,ひどく寒い
huddling(名)群衆,密集
huddle(動)集まる,身を寄せ合う
rotate(動)回転する,~を交代させる
peculiar(副)独特に,特有に

Part3

(1)

コウテイペンギンの社会では、雄ペンギンが卵を温め続けます。

雌は卵を産んだ後、海に将来の子どものために餌を取りに行き、数週間帰ってきません。

一方雄は待ちながら何も食べず、1人で9週間卵を温め続けます。

(2)

卵がかえった後、雄ペンギンは子どもたちに“ペンギンミルク”と呼ばれる栄養価の高い白い液体を与えます。

彼らはその液体を体から絞り出して子どもたちに与えます。

雌のペンギンが餌を持って帰ってきたとき、雄はついに自分の餌を手に入れに行くことができます。

しかし、体力を使い果たして海にたどり着かない雄も中にはいます。

彼らは文字通り自分自身を犠牲にして子どもたちを育てます。

lay(動)~を産む
behind(前)~の後ろに
hatch(動)かえる,孵化する
nutritious(形)栄養のある
liquid(名)液体
squeeze(動)~を強く押す,締め付ける
feed(動)~に食事を与える
strength(名)力,体力,強さ
literally(副)文字通りに
sacrifice(名)犠牲

Part4

(1)

“最初のペンギン”という言葉を聞いたことがありますか?

それは餌を得るために最初に海に潜るペンギンのことです。

氷野の端から海に飛び込むのをためらうペンギンを見たことがあるかも知れません。

彼らは海のアザラシやシャチのような捕食者を怖がります。

(2)

しかし、ついには勇敢な1匹のペンギンが海に飛び込みます。

他の何百ものペンギンが最初のペンギンが生きているのを確認し、後に続きます。

英語圏では、“最初のペンギン”は“恐れることなく新しいことに挑戦する人”を意味しています。

(3)

コウテイペンギンの独特な行動についてどう思いますか?

今よりももっとペンギンが好きになりましたよね?

hesitate(動)ためらう
edge(名)端,縁
ice(名)氷
predator(名)捕食動物
seal(名)アザラシ,アシカ
killer(名)殺し屋,殺すもの
whale(名)鯨
eventually(副)結局,ついに
brave(形)勇敢な
confirm(動)~を示す,確認する