Lesson5 “Communication without Words”

Part1

(1)

言葉は私たちが想いを伝えるための道具だけではありません。

私たちは前屈みになったり、険しい視線、腕を組むことによっても意思の疎通をします。

このタイプのコミュニケーションは非言語コミュニケーション、または言葉を使わないコミュニケーションと呼ばれます。

実際のところ、私たちのコミュニケーションの70%が非言語コミュニケーションによって行われています。

(2)

非言語コミュニケーションで注意が必要なのは特に他の文化の人々と話しているときです。

例えばボルチモアでの笑顔の意味は北京での意味とは全く異なることがあります。

(3)

非言語コミュニケーションにはいくつかのタイプがあります。

私たちは腕や手を使い気分を表したり、質問したり、情報を与えます。

私たちの顔はまた90以上の筋肉を使い驚きや幸福、怒りを表現することもできます。

lean (動)上体を曲げる
narrow (形)狭い,細い
fold (動)~を折る,折りたたむ
non-verbal (形)言葉を用いない,非言語コミュニケーション
aware (形)気づいている
anger (名)怒り

Part2

(1)

体の姿勢もまた非言語コミュニケーションの種類です。

例えば背筋の伸びた姿勢は自信を表し、一方ぐったりともたれた姿勢は悲しみや自信のなさを表します。

その上、私たちの声のトーン、衣服、人と人との間の体の距離は非言語コミュニケーションと見なされます。

(2)

非言語コミュニケーションは場所によって大きく異なるため、外国人のジェスチャーや表現は簡単に間違います。

例えば、北米では笑顔は幸福や親しみやすさを表します。

しかし、東アジアでは笑顔は不快や困惑のサインの可能性があります。

イギリスでは頭を振ることは“いいえ”の意味かも知れませんが、ブルガリアでは反対の意味を持ちます。

加えて、人々の挨拶や握手のような多くの日常の行動は世界中では異なって行われます。

positioning (名)ポジショニング,姿勢
upright (形)直立した,背筋の伸びた
confidence (名)信頼,信用
slumped (形)ぐったりともたれて
sadness (名)悲しさ,悲しみ
tone (名)口調,話し方
consider (動)~をよく考える
differ (動)異なる
misunderstand (動)~を誤解する
expression (名)表現
foreigner (名)外国人
friendliness (名)友情,好意
discomfort (名)わずかな痛み,気まずさ,不快
embarrassment (名)当惑,恥ずかしさ
shake (動)~を振る
opposite (形)反対側の,向き合った
greet (動)~にあいさつをする

3

(1)

非言語コミュニケーションは文化によって強く影響を受けます。

例えば、誰かを見るとき、それぞれの文化で様々な意味があります。

アメリカでは、人々は他の人と話すとき、直接相手の目を見るように勧められています。

それは他の人が話していることに正直さと関心を伝えると考えられています。

しかし、日本や韓国の人々は長く目を合わせるのを避ける傾向があります。

彼らは会話中は外側を見るのがより礼儀正しいと考えています。

(2)

さらに、レバノンの人々はお互いに近くに立ち、しっかりと目を見ます。

彼らはそれが誠実さを示し、相手に彼らの願望をより理解させることができると考えています。

strongly (副)強く,断固として,明確に
vary (動)異なる
honesty (名)正直,誠実
interest (名)関心,興味
tendency (名)傾向,風潮
polite (形)礼儀正しい,ていねいな
firmly (副)しっかりと
sincerity (名)誠実,誠意
counterpart (名)対応するもの,人
desire (動)~を強く望む

Part4

(1)

笑顔や目を合わせるというような普通の表現でさえ多くの違いがあります。

そのため、旅行や海外で働く人々は他の文化の非言語コミュニケーションについて学ぶべきです。

1つの役立つ方法は外国の映画やテレビ番組を見ることです。

また、ジェスチャーや表現がはっきりしない時は、それらがどういう意味をするのか直接尋ねるのも良い考えです。

(2)

人々は非言語コミュニケーションを無意識に使うため、他の人にどんなメッセージを送っているのか気づきません。

そのため、他の国の人々とコミュニケーションをする前に、あなた自身の非言語コミュニケーションをよく考えてください。

誤解はあなたの友達を怒らせたり、ビジネスの機会を失うかも知れません。

自分自身と他の人の非言語コミュニケーションの両方を理解することは、あなたのコミュニケーションを良くし、誤解を避けることに役立ちます。

difference (名)違い,相違
ought (助)ought to で~すべきである
helpful (形)役立つ,助けになる
method (名)方法
unclear (形)はっきりしない
unconsciously (副)無意識に
misunderstanding (名)誤解,考え違い
business (名)商売,ビジネス
opportunity (名)機会,好機
miscommunication (名)誤解