Lesson7 “An Encouraging Song”

Section1

人々が悲しみやトラブルを克服するのに役立つ多くの歌があります。

負けないではそのうちの1つです。

この曲は長い間多くの人々を励まし続けています。

負けないでの歌詞は、ザードのボーカルの坂井泉水によって書かれました。

それは1993年にヒットしました。

その翌年、選抜高等学校野球大会のテーマソングとして採用されました。

学校の中には、この曲を卒業式で使っていたところもあります。

1995年に起こった阪神大震災の時は、この曲がしばしば放送されました。

多くに人々がこの曲を聴いて心を回復させることができました。

その曲はまた2011年の東日本大震災の後も人々を元気づけました。

不幸なことに、坂井は2007年に亡くなっています。

しかし、この曲は今日もいまだに人気です。

▽進出単語▽

sadness (名)悲しみ
lyric (名)歌詞
vocalist (名)歌手,ボーカリスト
adopt (動)~を採用する
theme (名)主題,テーマ
invitational (名)招待選手競技会
tournament (名)トーナメント
graduation (名)卒業
earthquake (名)地震
recover (動)回復する
cheer (動)~に喝采を送る
unfortunately (副)不運にも

Section2

何がこの曲を魅力的にするのでしょうか?

その答えは歌詞にあるのかも知れません。

その曲はみんなに向けての希望のメッセージをもっています。

最初のサビを見てみましょう。

坂井は歌詞を書いた紙に残していました。

それは彼女が歌詞の一部を変えている事を示しています。

彼女は、“最後まであきらめないで”という言葉を“最後までやり続けて”と変えています。

彼女はこっちの方がより前向きと考えたのかも知れません。

彼女は実際にその曲をレコーディングしている間にこの部分を変えていました。

“どっちの言葉がより合ってるのかな?”は彼女がいつでも心に思っている疑問でした。

彼女はいつも人々を元気づけるであろう言葉を探していました。

▽進出単語▽

attractive (形)魅力的な
refrain (名)さび
replace (動)~に取って代わる
search (名)探索

Section3

坂井は1990年代の初めに有名な歌手になりました。

しかし、彼女は滅多にテレビに出ませんでした。

彼女は人前で歌うための音楽をつくるほうが好きなのかも知れません。

坂井は歌詞を書くことに優れ、他の歌手のためにも歌詞を書いていました。

彼女は一度歌詞を書くことについて彼女の考えを表現したことがあります。

彼女は、“私はいつも心の底から言葉を大切にしています。私は私の音楽を通して他の人に私のメッセージを送りたいです。”と言いました。

彼女が歌詞を書いたとき、彼女はいつもどのようにして人々の気持ちを表現できるかを考えていました。

負けないでには、“あきらめないで!”というメッセージが彼女の誠実な言葉で表されていました。

この曲は坂井の他の人を元気づけたいという願いから生まれました。

▽進出単語▽

public (形)一般の人々の
bottom (形)底の
sincere (形)誠実な

Section4

東日本大震災の瓦礫がある中で、女子高生がトランペットで負けないでを演奏していました。

彼女の写真が新聞に掲載されました。

東北出身のミュージシャンの中にはその写真に気づく人もいました。

彼らはチャリティーコンサートを開く計画をし、彼女に参加するか尋ねることに決めました。

一人のメンバーが、“私が写真の彼女を見たとき、彼女の演奏を聴きたいと思いました。私は彼女のために何かしたいです。”と言いました。

そのコンサートは成功しました。

聴衆はそのパフォーマンスに感動し、多くの寄付を申し出ました。

そのお金は東北の学校の音楽楽器を買うために使われました。

坂井のメッセージは多くの人々に届いたように思います。

これは、彼女の他の人に対する大きな思いやりが、彼女の心からの言葉でよく表現されているからです。

▽進出単語▽

rubble (名)瓦礫
trumpet (名)トランペット
notice (動)~に気づく
successful (形)成功した
performance (名)上演,演技
donation (名)寄付金
instrument (名)道具,器具
sympathy (名)思いやり,同情
heartfelt (形)心からの