Lesson10 “Water”

Part1

今朝は何しましたか？

顔を洗い、朝食を食べ、そして歯を磨きましたよね？

そのために何を使いましたか？

水！

蛇口をつけるだけで出てくるので、私たちは水についてはよく考えません。

それでも、水なしでは生きていけないものであり、当然のことと思ってはいけません。

今日は、水がいかに重要かについてお話します。

昨年、私は友人のマンディを訪ねるためにシドニーに行きました。

シドニーでは、水は貴重です。

彼女の家で、私は4分の砂時計を見つけました。

それはタイミングシャワー用でした！

多くの家には雨水を貯めるためのタンクがあります。

これはトイレや庭に使えます。

これらすべてのことから、私は水についてもっと学ぶことに興味を持ちました。

この正誤問題を試してみてください。

問題

1.私たちは地球を「水惑星」と呼んでいますが、地球上のすべての水の約10パーセントだけが淡水です。

2.安全な水の不足による毎年の死亡者数は、戦争によるものとほぼ同じです。

3.水に関しては、日本は雨が多いので世界で最も幸運な国の一つです。

Part2

地球は「水惑星」と呼ばれています。

宇宙から見ると青く美しく見えます。

しかし、このグラフからわかるように、地球の水の2.53パーセントだけが淡水です。

さらに、湖や川から簡単に手に入る水はわずか約0.01パーセントです！

人間、動物、植物はこの限られた資源を共有しなければなりません。

世界の8人に1人は安全な水を利用できません。

実際、戦争よりも汚れた水で亡くなる人の方が多いのです。

たとえば、エチオピアでは、家族のために水を得るために毎日数キロ歩く必要があるため、学校に行けない子供たちがいます。

状況は3つの主な理由で悪化しています。

まず、世界人口の増加に伴い、一人一人が利用できる水が減少しています。

２つ目に、地球温暖化は一部の地域でより乾燥した天候を引き起こすため、そこでの農業にはより多くの水が必要です。

すでに、世界の水の供給量の3分の2以上が、作物や家畜に使われています。

３つ目に、生活水準が上がるにつれて、水の需要も増えます。

トイレの水を流すと13リットルの水がかかることをご存知ですか？

Part3

日本には、日常生活に必要な水が十分にあります。

雨が多いからですか？

いいえ。

日本の一人当たりの降雨量は世界平均を下回っています。

十分な理由の一つは、日本が水を輸入しているからです。

しかし、私は実際の水について話しているのではありません。

輸入されているのは「仮想水」です。

実際、日本は仮想水の世界最大の輸入国です。

仮想水とは何ですか？

さっきも言ったように、作物や家畜を育てるには大量の水が必要です。

1キログラムの小麦を生産するには、2,100リットルの水が必要です。

1キログラムの牛肉を生産するには、10倍の20,600リットルが必要です。

なぜなら牛の牧草地には大量の水が必要だからです。

このように使用される水は仮想水と呼ばれます。

ハンバーガーを1つ作るだけで、1,000リットルの仮想水が使用されます！

日本が他の多くの国よりも多くの食料を輸入していることを考えると、毎年800億立方メートルに相当する水を輸入している理由がわかります。

日本が小麦や牛肉などを輸入することは、オーストラリアのような水不足の国々に支えられているのです。

Part4

水は私たちの日常生活に必要なだけではありません。

それは私たちの心も落ち着かせることができます。

私たちの生活は、岸に打ち寄せる波の音、美しい湖の光景、そして穏やかに降る雨のささやきによって豊かになります。

生命そのものは水から生まれたと言われています。

これは私たちが水に癒される理由かもしれません。

水に関連する問題の多くは、政治、経済、科学、技術に関係しています。

これらの問題は専門家によって解決されなければなりません。

それでも、いくつかの単純で明確な事実があります。

あなたや私を含む地球上のすべての生き物は水を必要とします。

その量は限られているので、私たち全員がそれを注意深く利用しなければなりません。