Further Reading1 “Toward Sustainable Development Goals”

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この会議は少し奇妙ではないでしょうか?

国連で若者について議論しているのに、その場に若者はほとんどいません。

未来の世代がこの場にいないまま、私たちは未来についての決定を下しているのです。

若者について話すのは良いことですが、若者と一緒に話すのはもっと良いことです。

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そうすれば、若者はあなた方の懸念の多くを共有しており、物事をより良くする方法について明確な見解を持っていることに気づくでしょう。

教育、雇用、平等、良い統治といった若者の関心事に注目していただきたい。

これらは若い世代にとって非常に重要です。

持続可能な開発目標(SDGs)の設計、実践、モニタリングの中心に若者を据える必要があります。

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彼らはこのスピーチの公開執筆に積極的に参加したため、このスピーチには世界中の何十人もの若者たちの考えも含まれています。

そうすることで、はっきりしたことがあります。

私たち人間は、それぞれの違いや多様な文化を持ちながらも、ひとつになって協力しなければなりません。

あらゆる文化、あらゆる年齢、あらゆる人々の違いが、目標の中で認められるようにしなければなりません。

多様性は弱点ではありません。

私たちの長所です。

若者は力を合わせてそれを示しています。

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第一に、急速に増加している若者の失業が深く懸念されます。

私たち若者は、現在および将来の課題に立ち向かうための教育を受けるべきです。

私たちは、仕事に備えるための新しく持続可能なスキルを身につけなければなりません。

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第二に、新たな枠組みには、最も弱く、疎外されたグループも含まれるようにすべきです。

基本的なサービスや経済的な機会、政治的・人権的な権利を利用する上で、彼らが直面する問題を取り除かなければなりません。

機会均等を支援し、社会的不平等の削減は、より持続可能な社会につながります。

例えば、SDGsはすべての女児が十分な教育と保健サービスを受けられるようにすべきです。

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そして3つ目は、公正な統治が世界中の若者の最優先事項であるということです。

私たちは、意思決定者が誠実さと責任を持つ世界を望んでいます。

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残念なことに、私の国で話をした若者は、この非常に「遠い」国連のプロセスを知りませんでした。

ですから、世界中のすべての子どもたちや若者たちがSDGsについて学び、2015年以降のプロセスに参加する気持ちになれるような方法を考えていただきたいと思います。

私たちは持続可能な開発のために協力しなければなりません。

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若い人たちができることについて、知るべきことはたくさんあります。

インド系アメリカ人の少女が、20秒で携帯電話を充電できる超省エネの携帯電話充電器を開発したことをご存知でしょうか?

アメリカの高校生が、史上最速で最も安価ながん検出器を設計したことを知っていますか?

オランダの少年が、海のプラスチックスープの浄化システムを開発したこと知っていますか?

このような若者たちが、私たちを現在の状態に導いてくれたのです。

新しい開発の枠組みでは、若者が主導的な役割を果たすべきです。

しかし、私たち全員が解決策の一部となるよう手助けするのは、あなた方の仕事です。

今、さまざまな世代と協力し合うことに成功してこそ、長期的な成功のチャンスを手にすることができるのです。

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結論として、これらの言葉から導かれるのは行動です。

すべての若者、そして世界中の家族は、あなた方とあなた方の行動にかかっているのです。

若者だけでなく、すべての世代がその解決策の一部となるので、私たちは、私たち共通の持続可能な未来に向けた目標を作成し、達成するために、皆さんと積極的に協力していきたいと考えています。